日々利用する固定電話だからこそ、誰もがストレスなく使いたいと考えているでしょう。一見すれば、機種などで大きな差は無いようにも思える会社の固定電話。しかし実際には、不満を感じている人がいるかもしれません。
そこでアンケート調査を行い、会社の固定電話に対する不満の有無を調べました。不満を感じている人については、詳しくその理由も伺っています。何に不満を感じやすいのかを事前に把握しておけば、固定電話選びにも役立つでしょう。
会社の固定電話には、8割弱の76名が「不満を持っていない」と答えています。固定電話の利用を不便に感じることは、あまり多くないようです。中には、ビジネスフォン(ビジネスホン)の機能に満足している、あるいはコードレスが便利といった満足の声もありました。
逆に「不満を持っている」と答えたのは24名です。少数派ではありますが、固定電話が毎日利用されるものである背景を考えると、無視できない結果でしょう。電話対応の多い社員であれば、効率にも影響を与えているかもしれません。
会社の固定電話に不満を持つ人々からは、さまざまな意見が寄せられています。特に多いのは、ディスプレイに対する不満です。ディスプレイの見難さはもちろん、ナンバーディスプレイの有無は固定電話の利用に大きな影響を持つことが分かります。
この他、転送や履歴、コードレス、充電など機能面に対する不満も多く見られます。設置数に不満を持つ声もあり、利用環境や頻度、あるいは会社で使われている固定電話の種類などによって、生じる不満が異なることが分かるでしょう。
不満度は低いものの、やはり機能の面で固定電話に使いにくさや不便さを感じる声が多く見られました。テレアポやオペレーションなど、特に電話の利用度が高い仕事では、ちょっとの不満が効率にも大きく影響するかもしれません。不満の多くは使用機種の変更によって解決するため、検討の余地はありそうです。
特にナンバーディスプレイや履歴表示は、折り返し連絡を取る際に重宝するでしょう。固定電話の設置数が少ない場合は、コードレスで持ち運べるように工夫するのも良さそうです。