機種によって、それぞれ多彩な機能が設けられているビジネスフォン(ビジネスホン)。いずれも、ビジネスを円滑にしてくれる便利な機能です。しかし中には「この機能は使わない」と感じているものもあるでしょう。そこで『スピーカーフォン』『ディスプレイ』『自動応答』『社内転送』『電話帳登録』の5つの機能について、不要だと思う機能を100人にアンケート調査いたしました。
また、企業が利益を増やすために、支出を削減する必要が出てくることがあります。問題となるのは、一体どこから削減していくかという判断です。100名の方に社長になったつもりで「最初に削減すべきもの」に答えて頂きました。
ご自身でも削減対象を考えながら、結果をご覧ください。
半数以上の方が不要と答えたのが、「スピーカーフォン」でした。社内の各自の席に置かれることの多いビジネスフォン(ビジネスホン)ですから、スピーカーフォンで会話を共有する機会は少ないとのでしょう。スピーカーフォンにすると相手にも通話品質などで分かってしまう場合も多く、失礼にあたるとも考えられます。
一方で、多くのビジネスフォン(ビジネスホン)に搭載されている標準ともいえる機能であり、最多回答を集めるのも頷けます。
「消耗品費」が最も多く38%、次いで「交際費」が34%となっています。
企業が購入する消耗品には、事務用品や工具類、印刷トナー、あるいは掃除用具などが挙げられます。企業によっては余分にストックしていたり、社員から見ると「無くても困らない物」が購入されているケースもあるのでしょう。
また、交際費は、接待や社外での打ち合わせなどが多い企業で、回答を集めているのかもしれません。
ビジネスフォン(ビジネスホン)は備品ですが、機能を減らすことで、安価な機種に替えることもできるでしょう。そういう見方では、多くの人々が最初の削減対象として挙げている「消耗品」に近いのかもしれません。
当たり前のように利用しているビジネスフォン(ビジネスホン)ですが、その機能すべてを活用しているという企業は、非常に稀なのではないでしょうか。ビジネスフォン(ビジネスホン)の機種を選択する時は、コストと必要機能を比較しながら検討すると良さそうです。