
東証一部上場(証券コード:9416)株式会社ビジョン
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【ビジネスフォン導入事例】電話機から緊急地震速報 音声と光で通知
最近のビジネスフォンには、緊急地震速報に連動するものがあることをご存知ですか? 大地震が続く近年、タイムリーに緊急速報の情報を得ることができるのは、大きな安心感が得られます。今回は、この新しい機能のついたビジネスフォンを導入した幼稚園の事例をご紹介します。
■導入目的と導入内容
通常、幼稚園や学校などでの緊急地震速報といえば、園内放送や校内放送が考えられます。しかし、必ずしも放送がいいとは限りません。この事例ではそれが実証された好例といえそうです。
この幼稚園では、ビジネスフォンを検討していたところ、緊急地震速報装置と連動する電話機に出逢い、興味を持ったといいます。
そこで導入したのが、緊急地震速報を音声と光で電話機から知らせるというものです。こう聞くと、大掛かりなスピーカー装置が必要になることがイメージされるかもしれませんが、特に別途スピーカーを設置する必要はなかったのだそう。
ちなみに緊急地震速報とは、P波と呼ばれる地震の初期微動を気象庁が捉え、大きな揺れに備える旨を発表するものです。気象庁はこのP波を検知する地震計を全国の約1,000箇所に設置しています。
P波を捉えた気象庁は、まずNHKラジオに伝達。その後、緊急地震速報装置に伝わり、電話機が音声と光でお知らせしてくれるという仕組みです。例えば、「緊急地震速報です!あと●秒で揺れます、予測震度は●。身の回りに注意して落ち着いて行動してください」などとメッセージが流れます。
■導入後、期待できる効果
地震が起きる寸前にディスプレイとダイヤルライトが点灯し、スピーカーから音声で地震が来る旨が知らされることで、二次災害を防ぐことができるようになることが考えられます。
防災意識が高まる近年では、多くの施設やテナントで緊急地震速報を得たいというニーズがあります。それは都市部のオフィスでは、放送設備が自社保有できないという背景があります。ビジネスフォンと連動させたこのシステムは、オフィス防災にふさわしいものとして関心が寄せられています。
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